春の日、輝く光のもとで、感光性を持たせた布にご自身の身体のカタチを記録してみませんか。
「光」と「あなた」の改めての出会い。
19世紀中頃に、発見/発明された記録方法を体験してみるということは、今を生きる私たちにとってどのような感覚をもたらすのでしょうか。
溢れ出るこの光を喜びとともに感じつつ、映像の原初に近づいてみよう!
参加者は、2メートル四方の大きな木綿布の上にねそべり、自分の好きなポーズで自分の身体の形を直接を焼き付けます。
日光写真、ブループリントと呼ばれるこの技術はおよそ160年前の技術ですが、当時の写真の一部はまだ現存しており、とても長持ちすることで知られています。
等身大の自分の像ができたあとは、それを色々な場所に置いてみて眺めてみましょう。
できあがったプリントは、お持ち帰りいただけます。
*雨天の場合は5/7に持ち越し。
[参加者への注意]
作業のできる衣服で参加してください。薬品が衣服に付着すると青色に変色していきます。
薬品を塗布した布の上に一定時間寝転がるので、肌に敏感な人は気をつけてください。
太陽光のもとで一定時間寝転がるので、必要な方は日焼け止めクリームを。
鈴木俊宏(すずきとしひろ)
1952年に神戸生れる。京都芸術大学卒業。2009~2016年まで、立命館大学映像学部にて非常勤講師。写真学ワークショップ担当。眼前にある光と空間の中で身体感覚を開き、映像/写真が発生した原初的場に立ち返る試み(演習)を行う。
[参加費]
12,000円
[言語]
日本語(英語サポートあり)
[対象年齢]
9歳以上ならどなたでも
[ご予約用プログラム名]
日光写真/ブループリント・プロセスワークショップ
[協力]
プチバトー