5月6日:13:00 – 18:00 山本合金製作所 京都市下京区夷馬場町6-6
5月7日:13:00 – 18:00 牧神祭具店 京都市上京区上長者町油小路西入甲斐守121-9
*2日間でひとつのワークショップです。1日目に金属の切り出しと鏡の制作、2日目にカメラ本体を制作します。
ヤン・カレン展でも展示される京職人とカレンのコラボレーションで製作された「カメラ・オブスキュラ」。原始的カメラであるカメラ・オブスキュラを、京都の伝統工芸の技術を使って製作するワークショップです。魔鏡で知られる鏡師山本晃久の工房では金属の塊から自ら断面を選び切り出し研磨、鏡を作成。指物師牧圭太朗の工房では神具にも使われる檜を使用してカメラの本体を作成します。自らが切り出した鏡の断面と鏡が反射する外の世界とが和紙の表面に浮かび上がります。完成したカメラはお持ち帰りいただけます。
牧圭太朗(指物師)
昭和52年生まれ
神具・祭礼具などの調度具を手掛ける牧神祭具店に勤める祖父・父に師事して組手・仕口・曲げなど伝統技法を受け継ぎ神宝殿内調度品木具・神棚・地蔵堂などの製作・修復に携わる。
有限会社 牧神祭具店
京都御所の西で大正7年創業
神具・祭礼品などの調度具の木工指物に携わり牧神祭具店で、長年培った組手・仕口・曲げなどの伝統技法を受け継ぎ、三方・辛櫃や八脚案などの神宝殿内木具調度具、社寺・家庭用神祭具、地蔵堂、神輿などの製作・修復に携わる。
山本晃久(鏡師)
1975年京都生まれ。国内で唯一手仕事による和鏡・神鏡・魔鏡を製作する山本合金製作所に生まれ、家業に入る。祖父、山本凰龍に師事して伝統技法を受け継ぎ、全国の社寺の御霊代鏡や御神鏡の製作や博物館所蔵の鏡復元に携わっている。2014年、安倍首相がバチカン訪問時にローマ法王に献上した切支丹魔鏡の制作にも携わる。
株式会社山本合金製作所
慶応二年の創業以来、古来製法を継承し全国の有名な社寺の御霊代鏡や御神鏡の製作や博物館所蔵の鏡復元に携わっている。
手仕事による和鏡・御神鏡を製作する工房であり、現在では魔鏡製作の技術を継承する国内唯一の工房である。
[参加費]
20,000円
[言語]
日本語(英語サポートあり)
[ご予約用プログラム名]
写真鏡–京の伝統職人とカメラ・オブスキュラをつくる
株式会社山本合金製作所、有限会社牧神祭具店