サイモン・ベイカー – テート・モダン(イギリス)写真部門キュレーター
パスカル・ボース – 美術批評家 / フランス国立造形芸術センター (CNAP)写真コレクション キュレーター
マイケル・ファミゲッティ – 『Aperture』(アメリカ)編集長
アンドレア・ホルツヘル – マグナム・フォト(フランス)エキシビジョン・マネージャー
ライアン・リブレ – Documentary Arts Asia(タイ)ディレクター
ミシェル・フィリッポ – 写真・イメージコンサルタント
エリック・ピヨー – 『M, le magazine du Monde』(フランス)ディレクター
アネット・スクゲダル – キュレーター / 編集発行人(ノルウェー)
宋修庭(ソン・スジョン) – ルナーフォトフェスティバル (韓国)創設者 / ディレクター
段煜婷(デュアン・ユティン) – 連州フォトフェスティバル(中国)ディレクター
アンヌマリー・ゼゾフ – IBASHOギャラリー(ベルギー)共同創設者 / ディレクター
石井孝之 – ギャラリスト
笠原美智子 – 東京都写真美術館 事業企画課長
小原真史 – IZU PHOTO MUSEUM 研究員
小松整司 – エモンフォトギャラリーディレクター
中島佑介 – The Tokyo Art Book Fairディレクター / ブックショップ[POST]ディレクター
太田睦子 – IMAエディトリアル・ディレクター
ルシール・レイボーズ、仲西祐介 – KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭 共同代表

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テート・モダン(イギリス)写真部門キュレーター

LANGUAGE : English

01_Simon-Baker

サイモン・ベイカーは、テート初の写真キュレーターである。同職には、ノッティンガム大学(イギリス)の美術史准教授を経て2009年に就任。写真、現代アートの執筆活動や展覧会のキュレーションにおいて活躍。近年キュレーションした展示には、「Performing for the Camera」(テートモダン, ロンドン, 2016)、「Another Language, 9 Japanese Photographers」(アルル国際写真フェスティバル, 2015)、「Conflict, Time, Photography」(テートモダン, ロンドン, 2014)、「William Klein + Daido Moriyama」(テートモダン, ロンドン, 2012)などがある。

美術批評家 / フランス国立造形芸術センター (CNAP)写真コレクション キュレーター

LANGUAGE : French/English

BEAUSSE-Pascal_portrait

美術評論家、キュレーター。パリのフランス国立造形芸術センター (CNAP)の写真コレクションの責任者であり、ジュネーブ造形芸術大学 (HEAD)の客員教授を務める。
美術批評誌、『Critique d’art』の編集コミッティーのメンバーでもあり、『Art Press』や『Blocnotes』、『Flash Art』などにも寄稿。論文やインタビュー記事の執筆は、マリア・テレサ・アルベス、ジミー・ダーラム、テレサ・マルゴレス、大城カズ、アラン・セクラ、ブルーノ・セラロング、王度ほか多数。
近年キュレーションを担当した展示には、「La Cabane」 (パレ・ド・トーキョー, パリ, 2006)、「ヘテロトピアへようこそ」 (越後妻有トリエンナーレ, 2006)、「Void Has No Exit」 (クリエイティブ ユニオン ヒロシマ, 2008)、「Numero Tres」 (La Virreina – centre de la imatge, バルセロナ, 2012), 「Documents pour une information alternative」 (アルル国際写真フェスティバル, 2012), Knowledge is Power (フォト・エスパーニャ, マドリード, 2013), 秘められた海 (尾道市立美術館, 2013) などがある。
また、2007年にはヴィラ九条山のレジデントであった。

『Aperture』(アメリカ)編集長

LANGUAGE : English

03_Michael-Famighetti

マイケル・ファミゲッティは写真雑誌『Aperture』(アメリカ)の編集長である。William Christenberry、Robert Adams、John Divola、Jonas Bendiksenの写真集や、ウェブサイト「Tiny Vice」をベースにしたシリーズなど、彼が手がけた写真数は数多。また、『Frieze』、『Bookforum』、『Aperture』、『andOjodePez』などを含む出版物への執筆活動も積極的に行っている。
ファミゲッティはバード大学(ニューヨーク)、コロンビア大学(同)卒であり、同校で教鞭も執った。American Society of Magazine Editors National Magazine Awardsの審査員や、バマコ・ビエンナーレ(マリ)、Krakow PhotoMonth(ポーランド)、GuatePhoto(グアテマラ)、Rhubarb Rhubarb(イギリス)、Festival de la Luz(アルゼンチン)、Museet for Fotokunst(デンマーク)、Fotografiska(デンマーク)など、多くの国際写真祭の講演やポートフォリオレビューにも参加している。

マグナム・フォト(フランス)エキシビジョン・マネージャー

LANGUAGE : English

04_Andrea-Holzherr

1964年、ドイツはテュービンゲンに生まれる。現在はパリを拠点にエキシビジョン・マネージャー、広報、キュレーターとして活動している。École du Louvre(パリ)、パリ大学ソルボンヌ卒。
2003年から現在、マグナム・フォト(パリ)にてエキシビジョン・マネージャー、キュレータとして活躍。各国の美術館やヨーロッパの文化機関と様々な展覧会を共催することを通じ、マグナムのアーカイブを広めることを職務としている。前職はヨーロッパ写真美術館(パリ)のディレクター補佐。
ホルツヘルがキュレーションを手がけた展覧会は、Tatort Kunst「Bang Bang」(Haus der Kunst Uri, the CCA, Palma de Mallorca, 2012)、Elina Brotherus「The New Painting 2006」(Finnish Museum of Photography, パリフォト Stella Polaris 2006 Paris)他多数。
2013年9月、5. Fotofestival Mannheim_Ludwigshafen_Heidelberg(ドイツ)にてキュレータを務める。
著作には『Eve Arnold Hommage』(2012)、『Helsinki School』(2005-2011)、『George Rodger Unterwegs』(2009)、『Elina Brotherus』(2005)などがある。他にも、写真専門誌への寄稿が数多くある。

Documentary Arts Asia(タイ)ディレクター

LANGUAGE : English

05_Ryan-Libre

リブレは写真活動家として「編集に関するリサーチ、教育、マネージメントなど、フォトジャーナリスムの領域におけるリーダーシップ養成」のためW.ユージン・スミス基金よりグラントを受賞。Documentary Arts Asiaを立ち上げる。また、2度にわたりTEDxトークを行う。
キュレーターとしての活動には、2つのフォトフェスティバルの立ち上げがある。また、ギャラリー、フェスティバルなどでの年50以上のキュレーションを担当している。加えて、International Photo Awards、Photo Lucida、Moscow Photo Awardsにて審査員、Prix Pictet推薦人、F/28、Chiangmai Documentary Arts Festivalのディレクターを務める。
メディア教育の分野では、アジア各国でUNESCO、欧州連合、オリンピック委員会などに講義。また、チェンマイ大学にて2学期ドキュメンタリー写真についての特別講義を担当。
リブレは写真家としても活動しており、ニコンサロンや富士フイルムサロンなど20以上のギャラリーにて作品を発表。また、Outsside、BBC、Marie Claire、Bangkok Airなどマスメディアでも取り上げられる。受賞歴にはNikon Inspiration Award、ピューリッツァーセンターのグラントがある。
15年に渡り、アジアを本拠に活躍。

写真・イメージコンサルタント

LANGUAGE : French/English

06_Michel-PhilippotPhoto : J; Torregano

1946年生まれ。最初の職業はフランス文学の教師。77年から79年の間、フリーランスの写真家となることを決意する。Sygma Agencyに海外記者として参画。79年から89年の間で、アフガニスタン、レバノン、エルサルバドル、ポーランド、アイルランド、スリランカ、アルゼンチンなどを含む国外、またフランス国内の政治を取材。その後、約1年間Gamma Agencyにて共同編集者として新たなキャリアをスタート。その後、90年から3年、週刊誌『VSD』にてチーフ・フォトエディターとして活躍する。その後も99年まで、『Point de vue』、『Globe』、『Evénement du Jeudi』、『Fémina』など様々な雑誌にて編集長を務めた。
現在も、ライター、キュレーターとして精力的に活動している。近年関わった活動には連州影展(リャンズフォトフェスティバル、中国)Valladolid(スペイン)など。また、写真のワークショップを開催する 24TheWorkshopの教師、代表を務める。

『M, le magazine du Monde』(フランス)ディレクター

LANGUAGE : French/English

07_Eric-PillaultF1030010

パリをベースとするクリエイティブディレクター。フリーランスのグラフィックデザイナーや、様々な雑誌のアートディレクターとして活躍。1996年に雑誌『20ans』でテリー・リチャードソン、ナサニエル・ゴールドバーグ、マーク・ボスウィックらとのコラボレーションを開始。また、2003年から7年に渡り、ジャン=バティスト・モンディーノ、荒木経惟、デュアン・マイケルズ、ホンマタカシをはじめとする多くの写真家が表現の場とした月刊『Jalouse』を牽引した。2011年、マリー=ピエール・ランヌロングとともに、ル・モンド新聞の週末増刊号『M』を創刊。ニュースでも女性誌でもない『M』は、最良の情報と最良のスタイルを兼ね備えるという厳しい要求を満たして、創刊後まもなく多くの賞を受賞。ヨーガン・テラー、パオロ・ロべルシ、ピーター・リンドバーグ、マリオ・ソレンティ、アラスデア・マクレラン、ブルース・ウェーバーらの一流写真家を毎週起用して、読者と広告企業主を魅了し続けている。多才なアーティストであるピヨーは、美しいアーティスト本を定期的に構想し、編集制作のすべてを手掛け、世に送り出している。
また、コンテンポラリアート、ファッション、ラグジュアリーやカルチャー分野でのヴィジュアル、デザイン、ブランディングコンサルタントを手がけるFunnybones studioも運営する。

キュレーター / 編集発行人

LANGUAGE : English/Norwegian/Swedish

08_Anette-SkuggedalPhoto : Kristin Evjenth

アネット・スクゲダルは、1993年よりアートの世界で活動を続けている。過去10年間は、ノルウェー、オスロにあるギャラリー、PUG // Pop-Up Galleryの経営とキュレーションを手がけている。
同ギャラリーは、世界的に著名な現代写真作家のプロモーションに注力。現代アートの境界を押し広げるアーティストたちを紹介している。所属する作家は、クリエイティビティーに対して誠実かつ自らの技術の研鑽を惜しまない者ばかりであり、イメージが持つ「強さ」こそが、PUGの根幹であり、求めるものである。所属作家には、サリー・マン、ジミー・ネルソン、アルノ・ラファエル・ミンキネン、マティアス・オルメタ、エレノア・コッポラ、ジェフ・コーエン、ニック・ブラントなど。また、Aipad (Association of International Photography Art Dealers)のメンバーであり、多くの国際的なギャラリーや団体と密に連携を行っている。
アネットはこれまで、廃墟となった工場や要塞など、様々な場での展示のキュレーションを手がけてきた。作品にとって挑戦的な環境にて展示をすることは、PUGの主要なヴィジョンのうちのひとつであり、それが展示をより重層的かつ静寂的なものにすると信じている。
また、Fotografiska(ストックホルム)と綿密な協力関係にあり、2011年のサリー・マン「A matter of Time」展、2014年のロジャー・バレン「Theatre of the Absurd」展、ジョイス・テネソン「Light Warriors」展などのキュレーションを手がけた。
上記の活躍の傍ら、展示に関わってきた作家の写真集や図録のデザイン、編纂、出版にも数多く関わってきた。出版物であれ、オンラインメディアであれ、作品の発表は非常に重要である。
現在は、KYOTOGRAPHIEでのアルノ・ラファエル・ミンキネン展などを始め、広範にわたって展示の製作を手がけている。また、オスロでの写真家養成プログラムの牽引役も担っている。

ルナーフォトフェスティバル (韓国)創設者 / ディレクター

LANGUAGE : Korean/English

09_Sujong-Song

韓国、ソウルを拠点に活動するキュレーター、ライター。出版から展示、イベントの企画まで、あらゆる側面から精力的に活動している。2014年まで、韓国最大の写真フェスティバル、「大邱 (テグ) フォトビエンナーレ」の運営委員であり、同フェスティバルのポートフォリオレビューのディレクターを務めた。現在は、KT&Gの有力な文化部門であるサンサンマダンが運営するKorea Photograher’s Fellowshipの委員を務める。また、放送の分野でも活躍しており、韓国放送公社KBSや、英語放送のArirang TVへの制作協力も手がけた。
彼女は、「アンコールフォトフェスティバル」 (カンボジア)や、世界保健機構 (WHO)主催の「Stop TB フォトアワード」の委員も務める。加えて、2012年にソウル写真美術館で行われた「マリオ・ジャコメッリ」展、2014年のNoorderlicht ギャラリー (オランダ)での「Five Views from Korea」、2015年のゴウン写真美術館での「Two Moon」、麗水美術館での「the Map of Daily Life」などを含む、多くの展示を企画、キュレーションしている。
また、ワールド・プレス・フォト、POYi (ピクチャー・オブ・ザ・イヤー)、Flash Forwardなど、数々のフォトコンテスト、ピクテ賞、Joop Swart Masterclassなどの審査員を務めた。過去には『GEO-Korea』誌の編集責任者も務め、現在『京郷新聞』(韓国)にて写真に関するコラムを定期的に掲載。
ソンが最も期待するのは現代の社会問題に対して挑戦し、また個別的で明確な視点を持った作品群である。商業写真には興味を持たない。ポートフォリオレビューに参加する目的は、様々な展示でコラボレーションする作家を見つけることにある。加えて、アワードやワークショップの審議への推薦という機会も提供可能。

連州フォトフェスティバル(中国)ディレクター

LANGUAGE : Chinese/English

10_Duan-Yuting

段は、長年にわたり中国の現代写真の振興に務めてきた。現在、連州フォトフェスティバル(Lianzhou Foto Festival)のディレクターを務める。同写真フェスティバルは中国でも最大級の規模を誇り、強い影響力を有する。創立メンバーであり、2005年の立ち上げから現在までフェスティバルの成長に深く関わってきた。10周年を迎え、展示、パブリックプログラム、アワード、プロジェクション、ポートフォリオレビュ、学術フォーラムなど、様々な催しを内包しするプラットフォームへと成長した。これまで段は、FotoFest(アメリカ)、FOTOBILD(ドイツ)、パリフォト、Rhubarb-Rhubarb festival(イギリス)、 Salonika Photo Biennale(ギリシャ)、Festival de la Luz(アルゼンチン)、Moscow Photo Biennale(ロシア)を含む世界中の写真フェスティバルに審査員、レビュアー、ゲストキュレータとして参画している。
近年は、ピクテ賞、ハッセルブラッドアワードのノミネーターとしても活躍。
商業写真を除く、あらゆるジャンルのコンテンポラリー写真に興味がある。
参加者へは、ポートフォリオに対するアドバイスに加え、Lianzhou Foto Festivaldでの展示の可能性も提供可能。実際に、レビューを通じて出会った写真家が同フェスティバルでの展示に至った例は多数ある。

IBASHOギャラリー(ベルギー)共同創設者 / ディレクター

LANGUAGE : English/Dutch

11_Annemarie-Zethof

1971年、オランダ生まれ。10年間弁護士として働いたのち、写真の世界に飛び込む。アムステルダムのFotoacademieに入学し、2005年から2007年まで、保険会社での仕事を続けながらも写真家としての教育を受ける。2008年、夫の仕事都合でロンドンへ移住するまで商業写真家として活動。その後2012年から2014年にかけ、マンチェスター大学にて、Sotheby’s Institute of Artを通して写真マスタープログラムを修了。また、2014年前半James Hyman Gallery(ロンドン)にてインターン。その後ベルギーのアントウェルペンへ移住。2015年3月、夫であるマーティジンとともに日本の写真を専門に扱うギャラリーを立ち上げる。同年、Photo London(イギリス)、Asian Art in Brussels(ベルギー)、UNSEEN(オランダ)、PAN(a general art fair)(オランダ)に参加。2016年、Photo LondonとUNSEENに参加予定。

ギャラリスト

LANGUAGE : Japanese/English

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1963年東京生まれ。1982年に渡米。ロサンゼルスの Otis College of Artand Design でペインティングを専攻。現地で美術作品のディーラーとしての活動を始める。帰国後の1994年、東京・大塚にタカ・イシイギャラリーを開廊 (現在は清澄に移転)。以降20年間にわたり、荒木経惟、森山大道、畠山直哉など日本を代表する写真家や、法貴信也、川原直人、村瀬恭子、佐伯洋江らの画家、そして荒川医、木村友紀、前田征紀、竹村京など、新進気鋭の日本人作家の展覧会を開催する傍ら、いち早く国外に目を向け、アート・バーゼルやフリーズ・アートフェアをはじめとする海外のアートフェアに定期的に参加。これら日本人作家が海外で認知される上で大きな貢献をはたす。同時にトーマス・デマンド、ダン・グラハム、スターリング・ルビー、ケリス・ウィン・エヴァンスなど、国際的に極めて評価の高い作家から、ルーク・ファウラーやマリオ・ガルシア・トレスら今後の活躍が期待される若手作家などの展覧会も多く開催し、欧米の現代美術の進運を積極的に日本に紹介。また、展覧会カタログやアーティストブックの刊行などの出版事業も手がけている。

2011年2月、東京・六本木に写真作品を専門に扱うタカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムを開廊。細江英公、東松照明、奈良原一高らVIVOのメンバーや、60年代の前衛芸術活動を捉えた平田実、実験工房メンバーの大辻清司など、日本の戦前・戦後世代の写真家と、吉野英理香、今井智己、津田直、山本彩香ら若手写真家を紹介している。2014年6月にはパリのマレ地区にタカ・イシイギャラリー フォトグラフィー パリを開廊。続いて2015年3月にニューヨークのアッパーイースト地区にタカ・イシイギャラリー ニューヨークを開廊。

また、独自の豊かな文脈を持つ日本写真界のさらなる発展のため、2014年5月に一般社団法人日本芸術写真協会を設立。写真作品を扱うギャラリー、出版社、書店からなる同協会は、9月にヒルサイドテラス・フォトフェアを東京・代官山で開催。いまだ発展途上にある国内写真マーケットの育成を目指すとともに、今後芸術写真および映像文化の振興と普及のため、様々な施策を立案中。

東京都写真美術館 事業企画課長

LANGUAGE : Japanese/English

13_Michiko-Kasahara

東京都写真美術館事業企画課長、明治学院大学非常勤講師。1957年長野県生まれ。1983年明治学院大学社会学部社会学科卒業。1987年シカゴ・コロンビア大学修士課程修了(写真専攻)。主な著作に『ヌードのポリティクス 女性写真家の仕事』(1998)、『写真、時代に抗するもの』(2002)他。主な展覧会として、「ジェンダー 記憶の淵から」展(1996)、「ラヴズ・ボディ ヌード写真の近現代」展(1998)、「ラヴズ・ボディ 生と性を巡る表現」展(2010年)、「日本の新進作家vol. 11この世界とわたしのどこか」展(2012年)他。第51回ヴェネチア・ビエンナーレ美術展日本館コミッショナーとして「石内都:マザーズ 2000-2005 未来の刻印」展(2015年)を開催。

IZU PHOTO MUSEUM 研究員

LANGUAGE : Japanese

14_Masashi-Kohara

IZU PHOTO MUSEUM研究員として荒木経惟展、宮崎学展、増山たづ子展、小島一郎展などを担当。監督作品に「カメラになった男ー写真家中平卓馬」。著書に『富士幻景ー近代日本と富士の病』、共著に『時の宙づりー生・写真・死』、『戦争と平和ー〈報道写真〉が伝えたかった日本』など。

エモンフォトギャラリーディレクター

LANGUAGE : Japanese

15_Seiji-Komatsu

EMON,Inc.CEO。1996年デザインオフィスEMON,Inc.を設立し、2005年エモンフォトギャラリーを開廊。デザイン部門では、企業のブランドビルドや空間デザインなどを手掛ける一方、ギャラリー部門ではAWARDでの新進写真作家の発掘するなど、内外のアートフェア、フェスティバルに参加。写真芸術の可能性に着目しその発展を志としてジャンルに捕らわれないボーダレスな活動を行っている。2013 Art Gent Gallery Award グランプリ、2015Kyotographie KG+Awardグランプリ他

The Tokyo Art Book Fairディレクター / ブックショップ[POST]ディレクター

LANGUAGE : Japanese

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2011年には出版社という括りで定期的に 扱っている本が全て入れ代わるブックショップ「POST」をオープン。恵比寿の店舗では常に入れ替わる本棚に加え、ドイツのSTEIDL社の メインラインナップが常に並ぶオフィシャルブックショップとなっている。 現在はPOSTのディレクターとして、ブックセレクトや展覧会の企画、書籍の出版、その他Dover Street Marketのブックシェルフコーディネートも手がける。 2015年からはThe Tokyo Art Book Fairの共同ディレクターに就任。
www.post-books.info

IMAエディトリアル・ディレクター

LANGUAGE : Japanese/(English)

17_Mutsuko-Ota

1968年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、サントリー広報部、『マリ・クレール』編集部を経て、『エスクァイア』『GQ』などでアート、写真、文学、旅、ライフスタイル、食などのジャンルを担当。その後、フリーランス編集者として、雑誌や単行本の編集、アートプロジェクト、美術館のカタログ制作などに携わる。2012年にアート写真雑誌『IMA』を創刊。エディトリアルディレクターとして、雑誌・写真集・展覧会を手がける。2014年3月六本木にオープンした『IMA CONCEPT STORE』のブランドディレクターも務める。

KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭 共同代表

LANGUAGE : French/English/Japanese

19_L-Y

ルシール・レイボーズ :
写真家。1973年生まれ。幼年期を過ごしたアフリカで写真を始める。1999年、坂本龍一のオペラ「Life」参加のために来日。ポートレート写真を得意とし、ブルーノートやバーブといったレーベルのレコードジャケットの撮影を手がけた経験を持つ。アフリカと日本を拠点に、数々の展覧会で作品を発表。Visa pour l’image (2001)、Phillips de Pury (New York 2007)、HSBC on the Champs-Elysées (Paris Photo 2008)、CHANEL NEXUS HALL (Phillips de Pury in New York 2011)。また、『Batammaba Bâtisseurs d’univers』 (Gallimard社)、『Source, Belles de Bamako』、平野啓一郎との共著『Impressions du Japon』 (ともに Editions de la Martinière社) などの作品集を出す。レイボーズは日本や神道に魅了され続け、現在は京都に活動の拠点を置く。2013年より照明家仲西祐介と「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」を始める。

仲西祐介:
1968年生まれ。京都在住。世界中を旅し、記憶に残された光のイメージを光と影で再現している。映画、舞台、コンサート、ファッションショー、インテリアなど様々なフィールドで照明を手がける。アート作品として「eatable lights」などライティング・オブジェを制作。また原美術館 (東京)、School Gallery (Paris)、「Nuits Blanche」(京都)でライティング・インスタレーションを発表する。2013年より写真家ルシール・レイボーズと「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」を立ち上げ、主催する。